MacBook Air (2020)を購入して約2ヶ月が経過しましたが、外部ディスプレイに接続するときに様々な問題点に当たったので、その知見を共有したいと思います。
結論からお伝えすると、私のMacBook Air (2020)では外部ディスプレイを使用して仕事に使用することは困難です。
あんた、物騒なこと言うもんだね。
仕方ないじゃないか…!事実なんやで。
フォロワーさんが教えてくれたで。
とまぁ…こういうことがありました。
一部の製造時期のモデルに採用されているThunderbolt 3 端子、USB-Cのハブを使用している場合はその個体によって主に2.5GHz帯の電波と干渉する物があります。対応策はHUBを変える、周波数(5GHz)を変える、端子からデバイスを離すなどがあります。
— 甲斐伊織 (@iorhythmical) August 15, 2020
最初にお伝えすると、すべてのMacで発生するわけではない場合があります。私の個体だけの問題かもしれません。この記事のご利用は、自己責任でお願いいたします。
そもそもUSB 3.0と2.4GHz帯の電波はお互いに干渉しやすい
こちらのブログでも紹介されていますが、そもそもUSB 3.0機器と2.4GHz帯の電波(Wi-Fi, Bluetooch等)は干渉しやすいそうです。
それでも、今までSurfaceシリーズを使い続けてきましたが、過去の機種や他のWindows PCでそのような現象は確認されてこなかったわけです。
だから、最初これに気づいたとき「何で?」ってなりました。
とりわけ、その中でもMacに関してはMac miniでもThunderbolt 3の電波・ノイズ干渉に悩まされている話題が、こちらのブログでも紹介されています。
外部ディスプレイ使用を前提にすると、Macは鬼門なのかね?
と思うくらいになってきました。
Wi-Fi接続が出来ないだけではない、iPhoneとのUSBテザリングも不可
外部ディスプレイ接続を行う場合、私のMacBook Air (2020)の場合では、同時に以下のことができる・できないということがわかりました。
- 外部ディスプレイへの接続(ただし、動画再生時に変色してしまうことがある)
- Bluetoothスピーカーへの音声出力
- 5GHz帯のWi-Fi接続
- AndroidによるUSBテザリング(こちらのGitHubで配布されている外部アプリを使用します)
- 先程の「できたこと」でも紹介した、動画再生時の外部ディスプレイ側の一部変色(微妙すぎる)
- 2.4GHz帯のWi-Fi接続
- iPhoneによるUSBテザリング(これは手痛い!)
Mac側の端子がThunderbolt 3(USB-C)端子なのと、iPhone側がLightningケーブルなので、事前にこのケーブルとこのケーブルをAmazonで調達したわけでございます。
しかしながら、結論から言うと、上記のような結果になってしまったのでMacをオフラインセミナーなどで使うのは厳しいという結論になってしまいました。
Windows一択です!
なぜMacのセミナー利用が厳しいのか、その理由
以下の理由です。
- 総務省から平成30年6月から条件付きで5GHz帯での屋外利用も可能とされてきましたが、そもそもiPhoneは5GHzでのテザリング対応端末がないし、Androidでも5GHzテザリング対応端末を探すのはなかなか難しい(別途モバイルルーターを買うのはOK)
- 外部ディスプレイ接続時は、iPhoneのUSBテザリングも使用できないのが痛い
- AndroidでUSBテザリングが使用できるようにGitHub上で開発が進められているものの、将来的に不安は残る
- それはそうとして、そもそも動画再生時に外部ディスプレイ側の色がおかしくなってしまうのは微妙
今のところ、動画再生時に外部ディスプレイ側の色がおかしくなってしまう以外は、とりあえず5GHz帯のWi-Fi対応のモバイルルーターを使用するというのが唯一まともな回答になりそうです。
もしくは、将来的に使えなくなるかもしれないリスクはありますが、AndroidでUSBテザリングするかです。でも、それはメインで使うには、あまりにリスクがありすぎます…笑
ここまで酷いのは、私の個体だけかもしれないけどね…!(一応)
というわけで、同じ現象がある方や、Macを今後ご検討されている方はお気をつけください。