引っ越しに伴い、自宅のスマート家電設備を見直したので、この記事にまとめました。
やりたいこと
- 音声操作で家電のON/OFFを行いたい
- スマホから家電ON/OFFの操作を行いたい(リモコン不要化)
- 家にペット用カメラを付けたい
- あわよくば、BGMが流せたり、部屋の温度・湿度・照度を取得できるようにしたい
導入した機材
- Amazon Echo Show 5 + 専用スタンド
- RATOC Systems スマート家電コントローラ RS-WFIREX3(廃盤品)
- ニトリ 声でもスマホでも操作ができるスマートLEDシーリングライト ネクト(6畳)
- ネットワークカメラ ATOM Cam
予算としては、以下の通りです。
製品名 | |
---|---|
Amazon Echo Show 5 | 4,990円(税込) |
Amazon Echo Show 5純正スタンド | 1,980円(税込) |
RATOC Systems スマート家電コントローラ RS-WFIREX3 | 6,560円(税込) ※購入時 |
ニトリ 声でもスマホでも操作ができるスマートLEDシーリングライト ネクト(6畳) x 3台 | 7,990円(税込) x 3台 |
ネットワークカメラ ATOM Cam(良い感じなので台数増やす予定です) | 3,350円(税込) ※送料込 |
合計 | 40,850円(税込) |
注意点としては、
- それぞれ個別に購入していただいてもスマホで操作はできます。何かと何かをセットで購入する必要はありません。
- 個別にできること・できないことがありますので、詳しくは後述します。
- なぜ、LEDシーリングライト ネクトを3台購入しているのか、ただの照明ではダメなのかについても後述します。
詳しいことは、次に説明していきますね。
それぞれの製品を購入の特徴など
それぞれの製品についての詳しい解説をしていきます。
以下のいずれの機器も、家の外からでも中からでも操作可能です!
Amazon Echo Show 5
- 導入することにより、音声操作が可能ですが、残念ながらこれ単独ではスマート家電化はできません。
- 利用にはご自宅にインターネット環境とWi-Fiルーターが必須です。
- 後述する他の機器と連携することにより(Alexaスキル)、初めて様々な機器の音声操作が可能となります。
- 本体にカメラ・スピーカー・マイクが付いていますので、専用のスマホアプリを使うことでビデオ通話が可能です。室内にいる人に通話の承諾操作をしていただかなくても、音声付きで双方向カメラ付き通話が呼び出せますので、ペットと会話ができるカメラとして使うことができます(専用スタンドを用いることで、よりその目的に使いやすくなります)。
- Googleカレンダーと連携ができますので、音声操作などで予定の確認などを行うことができます。
- Amazon Musicを再生することができたり(Prime会員などが必要)、Amazonの配達予定を確認することができます。
- Amazonの各種セールなどで2台で9,980円(税込)で売られていることが多いので、上記以外のシーズンではヤフオク!などで購入するのが懸命でしょう。
RATOC Systems スマート家電コントローラ RS-WFIREX3
- いわゆる、スマートリモコンというものです。
- スマホアプリから既存の家電を操作するためには、最低限これが1台あればOKです。
- 現在は廃盤品で、後継機はRS-WFIREX4となっているようです。Amazonから6,000円ほどで購入が可能みたいです。
- この製品は、簡単に言えばリモコンの代わりとなって赤外線を多方向に飛ばして家電操作を行います。したがって、このスマート家電コントローラもしくは家電本体の赤外線センサー、どちらか一方でも隠れていると赤外線が受信できず、操作ができない場合が発生します。
- 利用にはインターネット環境とWi-Fiルーターが必須です。
- 特に以下のときには無料のクラウドサーバーに接続する仕様となっていて、インターネット環境が必須のようです。
セットアップ時、外出先からの家電操作、センサーアラートの通知、Siriショートカットでの操作、ウィジェットからの操作、マクロによる操作。 - 部屋の温度・湿度・照度を見ることができます。
- 私は、たとえば以下の製品をスマホから直接操作することができました。
予めプリセットされているもの:テレビ(LG製)、エアコン(富士通製)
プリセットされておらず、手動でリモコンを覚えさせたもの:TVスピーカー(BOSE) - Amazon Echoと連携することにより、「テレビを付けて」「エアコンを付けて」「スピーカーを付けて」「照明を付けて」などの音声操作が可能になります。
以前は、一部屋だけだったので照明器具も接続していましたが、引っ越しに伴い部屋数が多くなってきましたので、スマート家電コントローラ自体を増やすか、シーリングライト自体をAlexa対応のものにするか選択が迫られました。リモコンの位置などにより、使える範囲を広くすることはできますが、複数台の照明器具のON/OFFを制御できるようにしなければならなくなったのです。
ニトリ 声でもスマホでも操作ができるスマートLEDシーリングライト ネクト(6畳)
- スマホアプリから複数の照明器具を(部屋数に応じて)分けて操作できます。
- 照明器具自体がWi-Fiと接続できる仕組みとなっています。
- 利用にはインターネット環境とWi-Fiルーターが必須です。
- Amazon Echoと連携することにより、たとえば以下の通りに名前を設定しておけば「社長室の照明を付けて」「ダイニングの照明を付けて」「仕事部屋の照明を付けて」という、部屋数に応じて音声操作が可能になります。
- Alexa対応LEDシーリングライトでは、比較的安価な部類となります。
ネットワークカメラ ATOM Cam
- Amazon Echo自体もペットカメラとして使用できるのですが、広角・夜間の赤外線対応・フルHD(1080p)などが気に入って購入しました。実際に撮影したものはお見せできかねますが、メーカー公式サイトと同じカメラ品質です。
- このカメラ自体がWi-Fiと接続できる仕組みとなっています。
- 利用にはインターネット環境とWi-Fiルーターが必須です。
- 本体にカメラ・スピーカー・マイクが付いていますので、専用のスマホアプリを使うことでビデオ通話が可能です。室内にいる人に通話の承諾操作をしていただかなくても、音声付きで双方向カメラ付き通話が呼び出せますので、ペットと会話ができるカメラとして使うことができます。
- ペットなどの動きを検知したらアプリに通知することができる、動体検知機能などが優れているようです。
- このスペックのカメラとしては、もっとも安価な部類となります。Amazonからぜひ購入してみてください。
設定上の注意点
基本的には、付属の取扱説明書を読み進めていただければ大丈夫です。
共通している順番は、
- 機器の取り付け(電源を入れる)
- スマホを-g(2.4GHz帯)のアクセスポイントに接続する
- アプリから設定(途中でアカウントの登録が発生する)
- 設定完了
という流れです。
これらのスマートリモコン・照明器具・ネットワークカメラなどを設定するときの注意点ですが、スマホ側も含めて2.4GHz帯のWi-Fiに接続する必要がある点です。Wi-Fiアクセスポイントの-gと-aがあったら、-gのほうに接続して設定しましょう(このときの設定以外では、スマホ側は-aのほうに接続するのをオススメします)。
初回のセットアップ時のみスマホ含めて-gに、その後はスマホ側は-aに接続して構わないということです。
まとめ
さて、ここまでの内容で以下のことができるようになりました。
- 家電などの音声操作
- Googleカレンダーの予定を音声操作でチェックすることができる
- 天気予報の確認
- Amazon Musicの再生
- Amazon配達予定の確認
- 照明・テレビ・エアコン・スピーカーの音声操作・スマホから操作
- 部屋の温度・湿度・照度の確認
- ペットと会話のできるカメラ(広角・夜間の赤外線対応)
もちろん、これ以外にもスキルなどを使いこなしてもっと機能を増やすことも可能ですが、今のところはこのへんで。