おすすめのWordPressテーマに関するこの記事については、このタイトルで書きたいと思います。
また、ここで紹介するテーマは基本的に100%GPLライセンスのテーマばかりですので、ライセンスに特別な制限があるもの(いわゆるスプリットライセンス)は含まれません。また、いわゆるランキングや比較みたいな形式ではなく、テーマの特色を語ったり(たとえば「こういう風に使うのに良さそう」といった風に紹介したり)、テーマと一緒に使ったほうが良いプラグインを紹介したりしていきたいと思います。
100%GPLのテーマは、そのライセンスの特性上、基本的に一度購入していただくと複数のサイト(自分以外のサイトを含む)に使用することが可能となっておりますが、テーマごとに違いがありますので、詳しく解説します。
また、おすすめプラグイン・レンタルサーバーを紹介したブログもありますので、良かったら一緒にご覧ください。
断トツにおすすめしたい、ブロガー必携の人気テーマ「SWELL」
私が、「まず最初に使って欲しい」断トツにおすすめしたいのは、ブロガー向けの人気テーマ「SWELL」です。
なぜ、最初に使ってほしいのか。それは、SWELLではWordPressが新たに提案する新エディター「ブロックエディター(Gutenberg)」の使い心地を圧倒的に高めているからです。また、SWELLではブログだけではなく、簡単に「サイト型」にレイアウトを変更することができますので、コーポレートサイトなどが比較的作りやすくなっています。
SWELLは無料のお試しができず、かついきなり比較的高めの費用がかかるので、購入するまでは心理的な迷いがあると思いますが、購入後は後悔することがないとオススメすることができます。
公式サイト | https://swell-theme.com/ |
販売金額 | 17,600円(税込) |
販売形態 | 買い切りタイプ・ライセンスキーなどの手間なし |
ライセンス形態 | 100GPL ※一度購入していただくと複数のサイト(自分以外のサイトを含む)に使用することが可能です。また、サポートフォーラム・アフィリエイトプログラムの利用者は購入者本人のみとなります。 |
推奨するエディター | ブロックエディター(Gutenberg) ※旧エディター(Classic Editor)も一部対応ですがブロックエディターの使用をオススメ。 |
おすすめ使用方法 | ブログ・コーポレートサイト制作など |
おすすめしない使用方法 | ECサイト(WooCommerce)・会員制サイト・AMP対応など ※自力でカスタマイズできる方はぜひチャレンジしてみてください。 |
SWELLのスゴイところ | 1. 最新のWordPressに、もはや「事前対応」されている(驚異的!)。 2. ユーザーの声をよく取り入れて更新・機能追加される点。 3. Googleアドセンス対応!広告コンテンツ配信がしやすくなっている。 4. 設定項目が充実しており、コードを書かずレイアウト変更の自由度が高い。 5. サポートが充実。 6. 他テーマにはない、他テーマからの乗り換えサポートプラグインを提供。 (現在は、Cocoon・AFFINGER5・THE THOR・SANGO・STORK・JINのみ対応。) 7. 今後、高速化およびCore Web Vitals対策が強化されていくとのこと。 |
一緒に使うと良いプラグイン | SEO SIMPLE PACK・XML Sitemaps・ポチップ・Useful Blocks など ※SEO系の機能は、同じ開発者さんがSIMPLE PACKのプラグインを作られているので別提供です。 |
Internet Explorer 11対応 | ver. 2.5.0より完全非対応(閲覧時にアラートが表示されるようになっています) |
対応PHPバージョン WordPressバージョン | PHP7.3以上および、WordPress 5.5以上(推奨5.6以上) |
その他 | みさきさんが、SWELLのウィジェットエリアを可視化できるサイト「Visualized SWELL」を公開されています!SWELLユーザーさんにおすすめします。 フックもいくつかあるので(他にも色々ある)ので、ぜひ探してみてください。 また、「他テーマに乗り換える気が起きない」といった声も多いです! 個人的には、SWELLを一通り使いこなしたら、以下に紹介するArkheやSnow MonkeyなどのWEB制作向けテーマにぜひチャレンジして欲しいです。 |
ハッシュタグ | #wpswell |
ブロックエディターを使うのが、慣れなくて怖い?そんな方は以下の記事も読んでみてくださいね。
ポイントタウン経由で、「ミツウロコでんき」を契約しよう!時期により大体10,000~20,000円分のポイントがキャッシュバックされます(初回限定!)。実際に私も乗り換えましたが、良心的でお安い電気料金でした!
ポイントタウンにアクセスして「ミツウロコでんき」と検索して、リンクを踏んで契約するだけ!
※ミツウロコでんき初回利用かつ家庭用電力に限ります。オール電化の方は、ご契約自体ができませんのでご了承ください。
同じ開発者のWEB制作向け無料テーマ「Arkhe」
SWELLでブロックエディターの使い心地や、CSSなどのカスタマイズが概ね慣れてきたら、次にチャレンジして欲しいテーマが、無料テーマ「Arkhe」です。なぜチャレンジして欲しいかと言うと、フックの使いどころが多いテーマだからです。
無料テーマとは言っても、ブロガーさん向けというよりは、どちらかと言えばサイト制作者向けです(もちろん、ブログに使用することもできます!)。SWELLとは異なり、フックが充実していてカスタマイズの幅が広いのが特徴です。また、テーマ自体の利用は無料なのですが、設定画面などからArkheの機能を拡張したり、WooCommerceに対応させるためのプラグインが、別途有償で提供されています。また、テーマ自体が軽量に作られているところも見逃せないポイントです。
公式サイト | https://arkhe-theme.com/ja/ |
販売金額 | 無料 |
販売形態 | テーマ自体は無料です。 また、Arkheと一緒に使えるArkhe Blocksプラグインも無料で使用することができます(Pro版は有償)。ちょっとしたサイトなら、これだけで十分。 また、そのほかにもArkhe Toolkit・Arkhe Wookitは別途有償となります。また、これらのプラグイン自体は買い切りのものありますが、一部プラグインは購入時のバージョンのみの提供となるため、対象プラグインのアップデートやサポートの提供を受けるためにはArkhe Pro Pack(サブスクリプション)の購入が別途必要となります(ライセンスの詳細はQ&Aおよび利用規約を参照)。 ※Arkhe Wookitは買い切りで、かつバージョンアップ提供も行われます。 |
ライセンス形態 | 100GPL |
推奨するエディター | ブロックエディター(Gutenberg) |
おすすめ使用方法 | ブログ・コーポレートサイト制作・ECサイト(WooCommerce)・会員制サイトなど |
Arkheのスゴイところ | 1. 最新のWordPressに素早く対応。 2. ユーザーの声をよく取り入れて更新・機能追加される点。 3. フックや関連プラグインが充実しており、カスタマイズの自由度が高い。 4. サポートが充実(サポート費用も低料金)。 5. 別提供の有償プラグインを併用すると、ECサイト(WooCommerce)対応。 6. 日本語だけではなく、英語にも対応。 7. 今後、高速化およびCore Web Vitals対策が強化されていくとのこと。 |
一緒に使うと良いプラグイン | SEO SIMPLE PACK・XML Sitemaps・Custom Block Patterns・Arkhe Blocks Pro(またはArkhe Blocks)・Arkhe Toolkit・Arkhe CSS Editor・Arkhe Wookit など ※SEO系の機能は、同じ開発者さんがSIMPLE PACKのプラグインを作られているので別提供です。 |
Internet Explorer 11対応 | 非対応 |
対応PHPバージョン WordPressバージョン | PHP7以上および、WordPress 5.5以上 |
その他 | オレインさんが、Arkheのフックで編集できるエリアを可視化できるサイト「Try Arkhe」を公開されています!Arkheユーザーさんにおすすめします。 また、子テーマをダウンロードするには無料のユーザー登録が必須となります。 |
ハッシュタグ | #wparkhe |
標準でWooCommerceにも対応!WEB制作向け人気テーマ「Snow Monkey」
サイト制作向けとして、多くの方に親しまれている人気テーマが、サブスクリプションで提供されている「Snow Monkey」です。また、Snow Monkeyは無料でお試し利用(試用)することもできます。
ブロガーさんはもちろん、サイト制作者向けでもあります。また、ECサイト(WooCommerce)にも標準で対応されているので、基本的にはプラグインを別途購入する必要がありません。また、様々な拡張機能を有償・無償かかわらず、関連プラグインで提供されていたり、標準でフックが充実しているので、カスタマイズを行って表現力豊かなサイトを制作することができます。
公式サイト | https://snow-monkey.2inc.org/ |
販売金額 | スタンダードプラン:1年間16,500円(税込) プロプラン:1年間55,000円(税込) |
販売形態 | サブスクリプションによる提供となっています。 サブスクリプションを解約されてもテーマのアップデート提供を受けることは可能ですが、解約後はサポートを受けることができなくなります。プランごとの違いはこちらをご確認ください。 |
ライセンス形態 | 100GPL ※一度購入していただくと複数のサイト(自分以外のサイトを含む)に使用することが可能です。また、サポートフォーラム・アフィリエイトプログラムの利用者は購入者本人のみとなります。 |
推奨するエディター | ブロックエディター(Gutenberg) |
おすすめ使用方法 | ブログ・コーポレートサイト制作・ECサイト(WooCommerce)など |
Snow Monkeyのスゴイところ | 1. 最新のWordPressに素早く対応。 2. ユーザーの声をよく取り入れて更新・機能追加される点。 3. SEO系の機能が標準で含まれている(別プラグインが不要)。 4. Googleアドセンス対応!広告コンテンツ配信がしやすくなっている。 5. フックや関連プラグインが充実しており、カスタマイズの自由度が高い。 6. サポートが充実(別途有償ですが、プライベートサポートの体制もある)。 7. 標準でECサイト(WooCommerce)対応。 |
一緒に使うと良いプラグイン | XML Sitemaps・Snow Monkey Blocks・Snow Monkey Editor・Snow Monkey Forms・Snow Monkey Mega Menu・Snow Monkey Dropdown Navigation・Snow Monkey Heading Widget Area・Snow Monkey Footer CTA・Snow Monkey Member Post・Snow Monkey bbPress Support など ※非常に多数のプラグインが提供されています! |
Internet Explorer 11対応 | 現在は一部のレイアウトを除き、概ね対応されている。 ※IE11 についてはレイアウトが崩れない程度のベストエフォート対応となる、とのこと。 |
対応PHPバージョン WordPressバージョン | PHP 5.6以上および、WordPress 5.6以上 |
その他 | オレインさんが、Snow Monkeyのフックで編集できるエリアを可視化できるサイト「HAPPY SNOW MONKEY」を公開されています!Snow Monkeyユーザーさんにおすすめします。 また、なかなか知られていない機能ですが、実は「左ヘッダーメニュー」レイアウトに対応されています。 そんなSnow Monkeyでは基本的に子テーマではなく、My Snow Monkeyというプラグイン上でのカスタマイズを推奨されています(このカスタマイズ用プラグインは購入ユーザーは無料でダウンロードすることができます)。 |
ハッシュタグ | #wpsnowmonkey |
ごめんなさい。一旦ここまでです。続きは後日更新しますね!
ブロガー必携の機能が揃っている!無料テーマ「Cocoon」
Sorry, Coming Soon…
ブログやサイト制作に!無料テーマ「yStandard」
Sorry, Coming Soon…
コーポレートサイトの定番「Lightning Pro」
Sorry, Coming Soon…
同じ開発者の左メニューテーマ「Katawara」
Sorry, Coming Soon…
AMP対応!多機能テーマ「Nishiki Pro」
Sorry, Coming Soon…
WooCommerce特化型テーマ「Japacart(ジャパカート)」
Sorry, Coming Soon…
その他のテーマについて(スプリットライセンスのものなど)
Sorry, Coming Soon…
番外編:請求書・見積書などが発行可能になるBillVektor
見積書・請求書作成や管理ができるWordPressテーマがあるのはご存知でしょうか?
そんなことを実現するテーマが「BillVektor(無料)」です。オプションで、領収書発行・給与明細発行などが行えるプラグインもあります。ただし、取り扱う情報が極めて重要ですので、BASIC認証や2段階認証・IP制限を必ずかけるなどして、セキュリティには十分注意を払って運用してください。
【月末定期ポスト】
— Hidekazu Ishikawa@Lightning開発者 (@kurudrive) June 29, 2018
BillVektor半端ないって!
無料で請求書や見積書めっちゃ快適に作れるもん。
そんなの出来ひんやん 普通。https://t.co/QcpVNH7ZLx#経理 #請求書 #見積書
あまり知られてませんが BillVektor で給与明細も作れるんやで。無料やで。
— Hidekazu Ishikawa@Lightning開発者 (@kurudrive) April 5, 2021
給与明細発行プラグイン BillVektor Salary | 機能追加プラグイン | 見積書・請求書作成・管理システム [ BillVektor(ビルベクトル) ] https://t.co/zkNxhco8Fr
WordPressテーマを自作しよう
WordPressのテーマ開発において、最初の第一歩として以下の書籍のいずれかをおすすめしています。
プラグイン開発についても、少し触れられています。テーマ開発も一緒に学ぶことができます。
上記の書籍を触れたら、次は以下の書籍に進むのをおすすめします。以下の書籍では、テーマ開発やプラグイン開発などに必要なPHPやフック周り・サニタイズ(エスケープ処理)などの基礎を学ぶことができます。