他テーマからSWELLへ移行する方は、少し注意が必要ですので以下の通りまとめました。
SWELLの動作必須環境
SWELLの動作必須環境は、以下の通りとなっています。
PHPバージョン7.3以上
WordPress 5.5以上(推奨5.6以上)
SWELL公式サイトより引用
特に、使用テーマの制約上WordPressをずっとダウングレードして使い続けてきた方や、だいぶ昔から(5~10年以上など)ブログを運営し続けてきた方にとって、少し厳しい条件になっています。
個人的には、以下の環境がいいかなと思います。
- PHPバージョン7.3または7.4
- WordPress 5.8.1
まず最初にPHPバージョンを確認しよう
レンタルサーバーのコントロールパネルにアクセスして、できれば購入前にPHPバージョンを確認しましょう。通常、以下のレンタルサーバーであればPHP 7.3以上に対応しています。
オススメは7.4です。PHP 8は現状不具合が出ることのほうが多いので注意。新しすぎてもいけません。
たとえば、ブログを運営して5~10年以上になるなどの方は注意が必要だと思います。
- エックスサーバー
- ロリポップ
- ConoHa WING
上記にないレンタルサーバーの場合は、個別にお調べください。
PHPバージョンを上げる前に注意
PHP 7.3・7.4に対応していないWordPressバージョン・テーマ・プラグインを使用しているかどうかを確認してください。
特に多くの方が使用されている(と思われる)WordPress 5.2以降については最低でもPHP 5.6.20があれば動作します。ただし、WordPress 5.2ではPHP 7.3まで対応します。PHP 7.4は対応しません。PHP 7.4に対応するWordPressバージョンは、5.3以降となります。
他テーマからの移行対応プラグイン(乗り換えサポートプラグイン)
SWELLでは、他テーマからの移行対応(乗り換えサポート)プラグインが用意されています。過去記事が多い方で、以下のテーマを使用中の方は注目です。
- Cocoon
- AFFINGER5(AFFINGER6は未対応)
- JIN
- SANGO
- STORK(STORK 19は未対応)
- THE THOR
主に、これらのプラグインが「何をやってくれるの?」ということなんですが、記事のデザインの崩れを最小限にしてくれます。すべてのデザインに対応しているわけではありません。詳しくは公式サイトをご確認ください。
これらの乗り換えサポートプラグインを使用する上で必要なことは、
- SWELLテーマをインストール、有効化
- もしくはSWELL + SWELLの子テーマをインストールし、子テーマを有効化
- 乗り換えサポートプラグインをインストール、有効化
- 過去テーマを無効の状態でインストールしたままにする
ということです。
過去記事がすべてリライト(書き直し)完了したら、乗り換えサポートプラグインを無効化し、目に見えて不具合がないかどうかを確認しましょう。問題がなければ、乗り換えサポートプラグイン・過去テーマともに削除してください。
乗り換えサポートプラグイン非対応のテーマからの移行について
基本的に、以前のテーマ独自のデザインからの移行は対応しておりません。テーマ乗り換えと同時に、必要に応じて記事のリライト(書き直し)をしていただくことをおすすめします。